プロ野球の2022年シーズン、パ・リーグの盗塁王やゴールデングラブ賞を獲得するなど、ブレイクを果たした千葉ロッテマリーンズの髙部瑛斗選手。
写真引用元:Full-Count
翌年の2023年シーズンは怪我の影響で出場なしに終わり、悔しい1年となりましたが、2024年シーズン途中で復帰。7月度月間MVPに選ばれるほどの復活劇を果たし、チームを支える活躍を見せています。
そんな髙部選手ですが、お兄さんが現役の美容師として活躍されており、ロッテファンの間でも話題となっていますね。
お兄さんをはじめ、ご家族の方もどのような方なのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、髙部選手のお兄さんが美容師としてどのように活躍されているか、また、その他のご家族についても調べてみましたので、紹介します。
ロッテ・髙部瑛斗のプロフィール
登録名/本名 | 髙部 瑛斗 |
ふりがな | たかべ あきと |
生年月日 | 1997年12月11日 |
年齢 | 26歳 |
身長 | 178cm |
体重 | 72kg |
出身地 | 神奈川県 |
投打 | 右投げ/左打ち |
経歴 | 東海大甲府高(甲)-国士舘大-千葉ロッテ(ドラフト3 ’20~) |
獲得タイトル | (最多盗塁者賞)’22 (ゴールデングラブ賞)’22 |
ロッテ・髙部瑛斗の兄は美容師として活躍中
髙部選手の兄・寛斗さんは、ご自身のXによると「INTRO . by Fi-Ne 渋谷(イントロ バイ フィーネ シブヤ)」という美容室で美容師として働いており、代表も務めているそうです。
参考:ホットペッパービューティーhttps://beauty.hotpepper.jp/slnH000648135/stylist/T000859801/#stylistHeadline
弟・高部瑛斗のヘアメンテナンスを担当
兄弟ということもあり、日頃から弟の髙部選手のヘアメンテナンスを担当されているようです。
髙部選手のXにおいても、その様子が投稿されています。
かなりおしゃれに仕上がってますね!
ちなみに、同僚のロッテ・小川龍成選手とともに、千葉ロッテマリーンズ公式Podcast番組「Marines Monday Radio」に出演した髙部選手によると、ヘアメンテナンスをしてもらった後は、兄・寛斗さんと買い物などに出かけることが多いそうです。
ファッションなども、体型やスタイルが似ている兄・寛斗さんを参考にすることが多いと語られており、兄弟の仲が良い様子が感じられました。
プロ野球選手、お笑い芸人といったヘアメンテナンスも担当
兄・寛斗さんは、高部選手の他にも、ロッテ選手をはじめとしたプロ野球選手や、お笑い芸人、YouTuberも担当しているようで、とても人気のある美容師さんのようです。
寛斗さんのXの投稿によると、以下のプロ野球選手のヘアメンテナンスを担当されています。
千葉ロッテマリーンズ・澤田圭介選手
千葉ロッテマリーンズ・横山陸人選手
千葉ロッテマリーンズ・藤原恭大選手
千葉ロッテマリーンズ・中森俊介選手
千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲選手
千葉ロッテマリーンズ・山口航輝選手
千葉ロッテマリーンズ・松石信八選手
千葉ロッテマリーンズ・永島田輝斗選手、田中楓基選手
読売ジャイアンツ・高橋礼選手
中日ドラゴンズ・上林誠知選手
埼玉西武ライオンズ・宮澤太成選手
阪神タイガース・渡邉諒選手
プロ野球選手としてすでにステータスが高いのに、ヘアスタイルが整うと、さらにカッコよく見えますよね!
また、お笑い芸人さんやYouTuberさんも、以下の方々を担当されています。
- お笑い芸人
- YouTuber
スタイリングの仕上がりを見ると、寛斗さんが美容師として素敵な技術の持ち主だなと感じますよね。
髙部選手の活躍も相まって、プロ野球選手や有名人といったリピーターさんが増えていくのも納得です。
既婚者であり一児の父親
兄・寛斗さんには奥様がおり、一児の父親でもあるようです。
その証拠に、2024年9月6日の寛斗さんのX投稿によると、寛斗さんと奥様の間にお子さんが産まれたことが報告されています。
奥様とお子さんへの感謝が述べられており、これからは父親としての自覚を持って頑張っていく決意が語られています。
本当におめでとうございます!
ロッテ・髙部瑛斗の家族はスポーツマン一家だった
父は元高校球児で、スポーツマン一家の大黒柱
スポニチの記事によると、髙部選手のお父さんが元高校球児だったということもあり、子どもたち3人は常にスポーツマンを意識した生活を送っていたそうです。
髙部選手がプロ野球選手を目指すことになったのは、お父さんや兄弟からの影響が大きかったことでしょう。
兄・寛斗さんも東海大甲府高出身で元高校球児だった
web Sportivaの記事によると、現在美容師として活躍されている兄・寛斗さんも、実は山梨県の東海大甲府高の元高校球児だったようです。
髙部選手が山梨県の東海大甲府高に進学したのも、
「本当にパッとしない選手でしたから。実績も能力もない、たいした選手でもないのに兄が東海大甲府にいたので、くっついていくように入らせてもらったんです」
引用:web Sportiva
と本人から語られているように、寛斗さんがいるから東海大甲府高に入らせてもらったということのようです。
プロ野球選手として活躍している髙部選手が、兄の存在に引っ張られるように進学させてもらったということは、寛斗さんも相当な実力の持ち主だったことでしょう。
弟・晴斗さんは急性白血病により16歳で他界
スポニチの記事によると、髙部選手には3歳下の弟・晴斗さんがいましたが、高部選手が東海大甲府高の2年生の頃、残念ながら急性白血病のため16歳という若さでお亡くなりになっています。
髙部選手は3人兄弟の次男として生まれ、幼少期は弟の晴斗さんと一緒にいることが多かったそうです。
髙部選手が高校進学とともに家族とは離れた寮生活を送ることになりますが、野球部のレベルの高さについていけず、私生活にも影響が出始め「早く引退したい」と挫折を感じながら過ごしていた中、突然、晴斗さんが医師から告げられた「急性白血病」。
弟の病状を知った髙部選手は、放射線治療で苦しむ弟・晴斗さんの姿を目の当たりにし、看病に専念しようとも考えたそうですが、幼少期から仲良くしていた弟・晴斗さんから
「瑛斗が野球しているところを見たい。ホームラン打つところを見たい。でも、無理か、球場に見にいけない…」
引用:スポニチ
と嘆いたそうです。
その言葉を聞いた高部は奮い立ち、
「晴斗、見せてやるよ。俺、甲子園に出る。レギュラー取って、甲子園でヒット打つ。それならテレビで見れるだろ」
引用:スポニチ
と宣言。
そこからプロ野球選手を目指すことを弟・晴斗さんに約束したそうです。
これまで「頑張るのはダサいな」とも思っていたという髙部選手は、弟・晴斗さんとの約束を果たすため、本気で野球に取り組むようになります。
これまで実力や能力はないと自負していた髙部選手も、努力が実を結び、チームの中心選手まで急成長。
山梨県大会を勝ち進み、見事甲子園出場を果たします。
高部選手は国士舘大に入学し野球を続け、引き続きプロ入りを目指しますが、弟・晴斗さんの病状は悪化し、残念ながら16歳という若さで生涯を閉じることになります。
甲子園に出場するという晴斗さんとの約束を果たしましたが、残念ながらプロ野球選手として活躍する姿を見せるという約束は果たせなかったものの、きっと天国で髙部選手がプロ野球選手となり、活躍している姿をみて喜んでいることでしょう。
ちなみに、髙部選手は自身のXにおいて、晴斗さんの誕生日祝いについてポストしており、今も晴斗さんのことを思い浮かべながら生活を送り、プレーをしていることを感じます。
そして兄・寛斗さんも自身のXにて、晴斗さんの誕生日に、晴斗さんへの想いを込めたポストが投稿されていました。
家族、兄弟の絆の強さを猛烈に感じます、、、涙
まとめ
今回は、美容師として活躍する兄・寛斗さんを中心に、髙部選手の家族について調べてみました。
弟・晴斗さんの死がきっかけとなって、髙部選手はプロ野球選手として、寛斗さんは美容師として、それぞれの道でプロフェッショナルとして活躍していこうと気持ちを奮い立たせてくれたのでしょう。
髙部選手は26歳という年齢で、これからますますの活躍が期待される、走攻守全てにおいて欠かせないロッテの中心選手です。
そして寛斗さんも、美容師としてヘアメンテナンスを担当し、お客様のパフォーマンスを向上させることをモチベーションとして日々活躍されていることでしょう。
髙部選手へのヘアメンテナンスも、好調を維持し続ける要因となっていると思うので、これらもヘアメンテナンスを継続し、兄弟変わらず仲良くしてほしいですね。
弟の晴斗さんの分まで、お兄さん2人がそれぞれの道で大活躍してくれることを、ファンとして期待しましょう。
コメント