プロ野球2024年シーズンの千葉ロッテマリーンズのリリーフ投手の中で、菊地吏玖選手が好調を維持しています。
菊地吏玖選手は専修大出身で、2022年のドラフトでロッテから1位指名され入団した選手です。
ルーキーイヤーの2023年シーズンは、わずか1試合のみの登板となりましたが、2024年シーズンは1軍帯同が中心となります。
菊地選手が活躍する度に、千葉ロッテマリーンズ広報室の公式Xや、公式YouTubeにも取り上げられていることが多く、その際に見せる菊地選手のスマイルがとても素敵であると好評です。
そして、ピッチングだけでなく、バッティングも得意なようであり、ロッテで夢の二刀流選手が誕生する可能性もあるかもしれません。
今回の記事は、菊地選手が1軍で活躍し好調を維持している理由や、素敵なスマイルの様子、バッティングが得意といった背景について紹介します。
菊地吏玖選手のプロフィール
登録名/本名 | 菊地 吏玖 |
ふりがな | きくち りく |
生年月日 | 2000年6月13日 |
年齢 | 23歳 |
身長 | 183cm |
体重 | 93kg |
出身地 | 北海道 |
投打 | 右投げ/左打ち |
経歴 | 札幌大谷高-専修大-千葉ロッテ(ドラフト1 ’23~) |
ロッテ・菊地吏玖がリリーフで好調を維持している理由
1年目は先発として1試合に登板
画像引用元:産経ニュース
菊地選手のルーキーイヤーとなった2023年シーズンは、NPB公式ホームページのとおり、1試合のみの登板で0勝1敗、防御率2.25の成績となっています。
産経ニュースの記事によると、2023年8月11日の埼玉西武ライオンズとの試合でプロ初登板初先発。その試合は4回を投げて4失点、残念ながら敗戦投手となってしまいます。
ロッテファンの大きな声援を受けつつ気合い充分な初登板となりましたが、菊地選手は結果を求めるあまり、投球が縮こまったり、変化球が引っかかってしまうなど、球数が増え投球リズムを崩してしまったと振り返っています。
エラーも重なっての失点がありましたが、自身の投球リズムの悪さが、野手の守備にも影響してしまっていると反省します。
その後は投球フォームの固定や変化球のコントロール強化を中心に2軍で鍛え直し、再度1軍のマウンドに戻ってくることを決意します。
プロ初登板初先発はほろ苦いデビューとなりましたが、この時の悔しさがバネとなり、今の菊地選手の活躍に結びついていることでしょう。
2年目はリリーフとして活躍 〜リリーフ投手としての意識の変化〜
2年目の2024年シーズンは、開幕1軍入りは逃してしまうものの、5月に1軍に昇格。このシーズンからリリーフとして起用されるようになります。
5月にはリリーフとして4試合に登板し、防御率3.86という成績。6月1日に登録抹消されるも8月に再昇格を果たします。
昇格後は主にビハインドの場面でのリリーフ登板が中心となりますが、8月7日の首位を追いかける福岡ソフトバンクホークスとの試合では、4−2と2点リードで迎えた重要な7回のマウンドを託されます。
大事な痺れる場面での登板でしたが、見事に無失点。プロ初ホールドをマークします。
その後も安定した投球が続いており、5月の防御率3.86に対し、8月は9試合に登板して防御率0.90、9月は15日時点で3試合に登板し防御率0.00と好調を維持。
成績参考:d menu スポーツ
9月11日のオリックスバファローズとの試合では、7回からマウンドに上がり、3回1安打無失点の投球をみせ、プロ入り初セーブをマークします。
ビハインドであったり、リードしている場面、ロングリリーフであったりと、どのシチュエーションでも起用される菊地投手は、間違いなくロッテのブルペン陣を支え、チームの期待にも応えています。
先発からリリーフ転向し、1軍再昇格後に好成績を残している理由をBASEBALLKINGの記事において、次のように話しています。
「去年は1年目で一杯一杯になっていた部分もありますし、逆に今年はちょっと余裕も出てきて、(1年目は)完璧を求めすぎていた部分があった、ある種の割り切りは中継ぎのピッチャーは大事。そういうところが心の余裕にもつながっているので、その辺かなと思います」
引用:BASEBALLKING
プロ入り2年目にして、早くもリリーフ投手としての心構えを意識されており、活躍できている理由も納得です。
さすがドラフト1位で指名されるほどの選手だなと感じますね。
サンスポの記事においても、菊地選手は
「次はもっと信頼を積み重ねて自分もレベルアップして、九回を1イニング行かせてもらえる投手を目指さないといけない。次はそこを目指してやっていきたい」
引用:サンスポ
と、将来の守護神を目指していくような意気込みも語られております。
とても頼もしい限りですね。
ロッテ・菊地吏玖の特徴は素敵な「ニコニコスマイル」
リリーフとして好調を維持している菊地選手ですが、活躍もあり千葉ロッテマリーンズ広報室の公式XやYouTubeチャンネルにおいて、度々取り上げられる機会が多くなっております。
その際に見せてくれる菊地選手の「ニコニコスマイル」が人気を集めています。
菊地選手の素敵な「ニコニコスマイル」をぜひご覧ください。
千葉ロッテマリーンズ広報室の公式X
#菊地吏玖 投手スマイル。
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) September 14, 2024
ベルーナドームベンチ裏ミラールーム編。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/r45swXzJNM
昨日、1イニングを三者凡退に抑えるなど好調な #菊地吏玖 投手。
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) August 23, 2024
8/3(土)の一軍昇格後、キレのあるボールで結果を出しています。
本日の笑顔ショットはこちら。#鈴木昭汰 投手もいます!#chibalotte #広報 pic.twitter.com/M8BPAJCy8p
菊ちゃんスマイル大阪編。#菊地吏玖 投手、今日も元気いっぱいです。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/0NCmDNRZF7
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) September 10, 2024
↓ロッテに入団した、MLBサイ・ヤング賞投手のダラス・カイケル選手との2ショットでも、この素敵な表情です。
京セラドーム大阪でのレギュラーシーズン最終戦を締めた2人!⁰#ダラス・カイケル 投手と #菊地吏玖 投手です。⁰菊地投手はプロ初セーブを記録しました!⁰仲良しショットです!⁰ベルーナドーム初登板にも期待がかかります。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/wgkrlVqPUT
— 千葉ロッテマリーンズ 広報室 (@chibalotte_pr) September 13, 2024
千葉ロッテマリーンズ公式YouTubeチャンネル
周りのチームメイトも明るくする、とても素敵な笑顔ですね!
ロッテ・菊地吏玖は二刀流に挑戦の可能性も?
主にリリーフ投手として活躍する菊地選手ですが、ピッチングだけではなくバッティングも得意なようです。
「MARINES FAN FEST 2023」において行われた白黒野球対決で、打席に立った菊地選手はライトスタンドに満塁ホームランを放ったことがあります。
その時の映像はこちらです。
二刀流の予感が漂う、豪快なホームランですね。
専大スポーツの記事によると、菊地選手は高校時代、怪我の影響で野手としてのプレーが多かったと紹介されていたため、その際にバッティング練習にも力を入れていたのかもしれません。
まずは投手としてチームを支えてもらいたいですが、このような豪快なホームランを見ても、二刀流の道も目指してほしいと期待してしまいます。
まとめ
今回は菊地選手のリリーフとして好調を維持している理由や、「ニコニコスマイル」の様子、打撃が得意という特徴について紹介してきました。
リリーフとして好調を維持している理由は、ルーキーイヤーでの先発投手として結果が出せなかった1試合での悔しさが活かされ、結果を求めすぎずに、割り切ってプレーするという心構えが背景としてあるようです。
さらに、チームメイトを明るくする性格の持ち主で、ムードメーカーとしても貴重な立ち位置になっていることでしょう。
打撃が得意ということも伝わる一面もありましたが、本人も語っていたように、まずは1軍のリリーフ投手としての地位を確立し、ロッテの将来の守護神として君臨してほしいところです。
今後も「ニコニコスマイル」の菊地選手の活躍が勝利をもたらし、チームやファンを笑顔にしてくれる試合を多く観れることを期待しましょう!
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