2024年シーズンオフ、FA権を保有していた西野勇士選手ですが、FA宣言せず残留することが決まりました。
佐々木朗希選手がポスティング移籍によりメジャーリーグに挑戦することが決まり、先発投手陣の戦力ダウンは否めない形でしたが、西野選手の残留はロッテにとって喜ばしいことですね。
先発投手陣を支えてくれている西野選手が、残留してくれてよかったです。
ロッテの1軍で活躍している中心選手は、今後も1軍に在籍していくことが想定されますが、西野選手のようにFA権を取得する選手も出てくることでしょう。
今後、ロッテの選手の中で、FA権を取得する選手が誰なのか気になるのではないでしょうか?
今回の記事では、近い将来、ロッテでFA権を取得する予定の選手を一覧にまとめてみました。
なお、日数のカウントにあたり、下記のサイトを参考にさせていただきました。
出展元:プロ野球FAカウンター https://facounter.net/index.html
2025年シーズンでFA権を取得しそうな選手
投手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
美馬学 | 39 | 0年28日 | 0年28日 | 再取得 |
国吉佑樹 | 34 | 0年42日 | 1年42日 |
投手では、2021年シーズン途中にDeNAからトレードで加入した国吉選手が、2025年シーズンでFA権を取得する見込みです。
2024年シーズンの成績は、リリーフとして41試合に登板し、3勝1敗1セーブ10ホールド、防御率1.51。球団記録となる24戦連続無失点をマークするなど、素晴らしい成績を残しました。
豪速球で三振を奪い、力でねじ伏せる投球スタイルのイメージが強い国吉選手ですが、今シーズンは力感がとれ、打たせてアウトを奪う場面が多かった印象でした。
投球スタイルの変更が功を奏してか、勝ちパターンでもビハインドでも、大車輪の活躍でロッテのリリーフ陣を支えました。
この調子であれば、2025年シーズンもリリーフの一角を担うことになり、国内FA権を取得することになるでしょう。
そしてFA宣言となれば、国吉選手のようなリリーフ投手を欲しがる球団は存在するのではないでしょうか?
2025年シーズンで34歳を迎え、移籍組の国吉選手ですから、FA宣言する可能性も十分にあり得ると思います。
野手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
藤岡裕大 | 32 | 0年123日 | 2年123日 | |
石川慎吾 | 32 | 0年142日 | 1年142日 |
2024年シーズンからセカンドにコンバートされた藤岡選手ですが、2025年シーズンでフルに1軍帯同すると国内FA権取得の可能性があります。
藤岡選手は、2025年シーズンで32歳を迎え、中堅からベテランの立ち位置に差し掛かっています。
二遊間を守れ、かつ安定的な打撃成績を残せる藤岡選手は、攻守ともに必要な選手と言えるでしょう。
ただし、後輩の小川龍成選手や友杉篤輝選手など、二遊間を守る選手も着々と成長し、2024年のドラフトでは、走攻守において高いレベルを持っている内野手の宮崎竜成選手も入団しました。
内野のレベルも上がってきていることや、藤岡選手の年齢を踏まえると、条件次第ではFA宣言する可能性もありますね。
2026年シーズンでFA権を取得しそうな選手
投手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
小島和哉 | 30 | 1年123日 | 2年123日 | |
澤村拓一 | 38 | 1年145日 | 1年145日 | 再取得 |
ロッテの左腕エース・小島選手も、2年後の2026年シーズン中にFA権を取得する可能性があります。
佐々木朗希選手がメジャー移籍することから、ますますロッテのエースとしての役割を求められ、間違いなく数年は先発ローテーション投手としてフル稼働することになるでしょう。
そうなると、最短の2026年シーズンオフにFA権を取得することになると思います。
中森俊介選手や田中晴也選手といった若手先発投手陣への期待が高まりますが、まだまだ発展途上の選手。
まだまだロッテの先発投手陣を支えてほしいという想いが強く、FA宣言せず残留してほしいというのがロッテファンの本音ではないでしょうか?
さらに1年後の海外FA権の取得も控えており、もしかしたらメジャー移籍も考えているかもしれませんね。
野手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
和田康士朗 | 27 | 1年145日 | 3年145日 |
ロッテの代走の切り札・和田選手も、最短で2年後の2026年シーズンにてFA権を取得する可能性があります。
スタメン出場こそ少ない和田選手ですが、ここぞという貴重な場面での代走起用として、ベンチに欠かせない選手として1軍に帯同してきました。
自慢の走力を武器に欠かせない戦力となっている和田選手。ただし、走力以外にも、打撃面にさらなる磨きをかけ、もちろんレギュラーとしての座を勝ち取りたいという想いがあるでしょう。
和田選手自身、FA権よりも、まずはレギュラーの座を勝ち取ることが当面の目標としていると思います。
2027年シーズンでFA権を取得しそうな選手
投手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
二木康太 | 32 | 2年42日 | 3年42日 | |
西村天裕 | 34 | 2年65日 | 4年65日 | |
中村稔弥 | 31 | 2年137日 | 4年137日 |
野手
シーズン満年齢 | 国内FA権取得日数 | 海外FA権取得日数 | 備考 | |
佐藤都志也 | 29 | 2年5日 | 4年5日 | |
柿沼友哉 | 34 | 2年108日 | 4年108日 | |
安田尚憲 | 28 | 2年143日 | 3年143日 | |
田村龍弘 | 33 | 2年145日 | 2年145日 | 再取得 |
2024年シーズン捕手としての出場機会が増えた佐藤選手は、3年後の2027年シーズンにFA権を取得する可能性があります。
佐藤選手の2024年シーズンの打撃成績は、114安打を放ち、5本塁打、45打点、打率.278の成績を残し、初の規定打席にも到達。
初のオールスターでもMVPに輝くなど、攻守ともに大活躍のシーズンとなり、大きくレベルアップした印象です。
2024年のプレミア12で日本代表にも選ばれており、これからもロッテの正捕手として活躍していくことが予想されますが、FA権も近い将来取得する見込みです。
佐藤選手のような「打てる捕手」は、各球団喉から手が出るほど欲しい選手のはず。FA宣言となれば、間違いなく争奪戦に発展することになるでしょう。
個人的には、さらに2年後の海外FA権を取得してもらい、捕手として城島選手以来のメジャーに挑戦して欲しいという気持ちもあります。
まずは球界を代表する捕手として、ロッテには佐藤選手のさらなる成長に力添えをして欲しいと願っています。
まとめ
今回の記事では、ロッテで今後FA権を取得するであろう選手をまとめてみました。
FA宣言により、応援している球団の選手が他球団に移籍することは、寂しくなりますよね。
しかし、FA権を取得することは、選手自身がプロ野球で活躍し貢献してきたという1つの証であると考えます。
チームの戦力ダウンという点では痛手ですが、選手の力で取得した権利ですので、十分に悩んで行使の有無について決断して欲しいですね。
とはいえ、ロッテ球団においては、西野選手のように、FA宣言をして移籍するという選手が少なくなっているように感じます。
それほどロッテという球団の魅力や環境の良さが現れているのではないでしょうか。
長年ロッテを支えている選手としては、FA権行使も魅力的かもしれませんが、今のチームでリーグ優勝したいという気持ちの方が強いかもしれませんね。
ロッテファンとしても、今のチームで優勝して欲しいという気持ちです。
これからFA権を取得するであろう選手が、一人でも多くロッテのためにプレーして欲しいと願います。
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