千葉ロッテマリーンズの2024年シーズン、前半戦これまでの戦いを振り返ると、勝利に大きく貢献しているキーマンとして、大卒4年目を迎えた小川龍成の名前を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな売り出し中の小川龍成が活躍している理由やこれまでの成績、家族について紹介します。
小川龍成のプロフィール
登録名/本名 | 小川 龍成 |
ふりがな | おがわ りゅうせい |
生年月日 | 1998年04月05日 |
年齢 | 25歳 |
身長 | 171cm |
体重 | 72kg |
出身地 | 群馬県 |
投打 | 右投げ/左打ち |
経歴 | 前橋育英高-國學院大-千葉ロッテ(ドラフト3 ’21~) |
日刊スポーツの記事において、入団後仮契約での会見に臨んだ小川選手について紹介されています。
写真引用元:日刊スポーツ
小川選手は2020年のドラフトでロッテから3位指名を受けた国学院大出身の選手です。
俊足が持ち味で、広い守備範囲を誇る大学ナンバーワン遊撃手として注目されながら入団しました。
ロッテOBの小坂誠氏が現役時代、リーグ最高守備率5度を記録しておりますが、当時のスカウト担当者より「この数字を抜けるだけの守備力はある」と評価されています。
小川選手本人も、西武ライオンズの源田壮亮のような柔らかい守備を意識し、投手が安心してピッチングに専念できるような遊撃手を目指したいと目標を掲げております。
守備力を売りに、プロの舞台で活躍していきたいという意気込みが伝わる選手ですね。
小川龍成のこれまでの成績
アマチュア時代
写真引用元:日刊スポーツ
日刊スポーツの記事によると、小川選手は群馬県館林市出身で、小学校時代に多々良クラブで野球を始め、中学校時代には館林ボーイズでプレーしています。
高校は前橋育英高校に進学し、3年夏には主将として、初戦で破れるものの夏の甲子園に出場しています。
2学年上には、埼玉西武ライオンズの高橋光成投手が所属していました。
高橋光成投手の投げる試合に、遊撃手として後ろから守っていたそうです。
大学は国学院大学に進学。
1年春からベンチ入りし、2年春にはベストナインを獲得しています。
3年には日米大学野球選手権大会の代表にも選出されており、大学野球においてもトップクラスの選手として活躍されていました。
千葉ロッテマリーンズ時代
2021年のオープン戦から試合出場を続けるも、3月19日のオープン戦で2塁への盗塁を試みた際に、右膝を負傷。
戦線離脱を余儀なくされ、開幕1軍を逃すも、当時オープン戦では12球団最多の5盗塁をマークするなど、持ち味の俊足を武器にアピールしていました。
参考:https://www.chunichi.co.jp/article/220801
7月11日に1軍初出場すると、主に代走や守備固めといった控え要員として1軍に帯同し続けました。
2022年にはプロ初ヒット、プロ初ホームランを放ちます。
ルーキーイヤーに比べ出場試合数は増加したものの、レギュラー定着とまではいかず、プロ2年目も代走や守備固めといった控え要員として重宝されているイメージでした。
3年目となる2023年シーズンも、主戦場の遊撃手には藤岡裕大選手、二塁手にも中村奨吾選手が構えており、ドラフト2位の即戦力ルーキーの友杉篤輝も加わるなど、ライバルが存在。
打席数も、前年の77打席に対し、24打席に減少し、控え選手に甘んじる形となりました。
チーム事情から外野守備にも挑戦しており「キャッチャー以外は今のところ全部練習していて、どこでも行けるように常に準備しています」と語られていることから、貪欲な姿勢も伺えます。
参考:https://pacificleague.com/news/10029001
写真引用元:パ・リーグ.com
活躍の場を求め迎えた2024年シーズン、ついに小川選手がチャンスを掴みます。
今シーズンから二塁手にコンバートされた藤岡選手が怪我で離脱すると、穴埋めに小川選手が抜擢され、スタメン出場に名を連ねます。
主に9番打者として上位に繋ぐ役割を果たしており、打席数も183打席に達しており、打率も.289、出塁率も.374をマークするなど、すでにキャリアハイの成績を残しており、攻撃面においても大きく貢献しています。
なぜ今シーズンはこれほどまでの活躍ができるようになったのでしょうか?
小川龍成の意識の変化「チームのために何ができるのか」
写真引用元:スポニチ
ラブすぽの記事によると、活躍の裏には、小川選手の意識の変化が存在しているようです。
これまでは結果を追い求めるあまり、ヒットが欲しいという考えが先行していたようですが、打席での粘りや、四球による出塁といった意識に重点をおき、「チームのために何ができるのか」ということを一番に考えていることが好成績に繋がっているようです。
追い込まれてからもバットを短く持ち、逆方向を意識してボールを呼び込む打撃を徹底。際どいコースはファウルで粘り、ボールを見極め、結果四球で出塁したり、アウトになっても球数を稼いで相手投手を消耗させるなど、相手にとって嫌がる打席が目立つようになりました。
スポニチの記事によると、SNS上には投げさせた球数とファウル数を数える「小川龍成カウンター」なるものも出現するなど、ファンにも強い印象を残していますと紹介されています。
また、相手の守備位置を判断し、絶妙なセーフティーバントを敢行し、高い確率で内野安打となる場面も多く見受けられるようになりました。
持ち前の俊足を活かし、自分ができることを余すことなく発揮しているのがわかりますね。
今シーズン当初は、コンバートのため配置された二塁手・藤岡選手、三塁手の中村奨吾選手はレギュラー当確、遊撃手を友杉選手と茶谷健太選手が争い、小川選手はバックアップ要員という構想でしたが、それ覆す活躍を見せています。
意識の変化が成績に結びついており、自分自身の自信にも繋がっていることでしょう。
小川龍成の家族は?
今やロッテのセンターラインはもちろん、攻撃面においても欠かせない選手となっている小川選手。
そんな小川選手はどのような家庭環境で育ってきたのでしょうか?4years.の記事を参考に、小川選手の家族についても調べてみました。
父・修弘さんは国体出場経験者
父の修弘さんは高校時代、群馬県の太田商(現・市立太田)で野球を行い、社会人でも軟式野球部でショートを守られていたそうです。
さらに国体にも出たこともある実力者であり、家族でよく応援に行かれていたそうです。
小川選手も修弘さんの影響で野球を始められたそうで、野球選手としての原点はお父さんの存在だったようですね。
兄・駿輝さんは甲子園優勝経験者 現在は指導者
3歳年上の兄の駿輝さんも同じく野球選手として活躍していました。
小川選手よりも先に、小学3年生から少年野球チームの多々良クラブに所属し、野球を始めています。
主に投手か捕手でプレーしていたそうですが、駿輝さんが5年生、小川選手が2年生のときの新人戦。小川選手が同じチームの2番・セカンドで試合に出ていて、守備は確かにうまかったとお話しされています。
3歳年上のお兄さんからみても守備がうまかったと評価されているため、少年時代から守備は相当うまかったことでしょう。
駿輝さんも、なんと高校3年時に捕手として夏の甲子園優勝経験のある実力の持ち主です。
しかも、1学年下に埼玉西武ライオンズの高橋光成投手とバッテリーを組み、栄光を掴んでいます。
写真引用元:4years.
そんな駿輝さんの現在は、前橋育英の教員となり、硬式野球部に所属されて、恩師の荒井監督のもと、部員の指導にあたっているようです。
将来の目標は前橋育英の監督として甲子園優勝に導くことを掲げています。
ぜひ、小川選手の活躍とともに、駿輝さんの目標達成も応援していきたいですね。
小川龍成の彼女の噂は?
現在売り出し中の小川選手。年齢も26歳ということから、彼女の噂もあってもおかしくはありません。
小川選手に彼女がいるかどうか調べてみましたが、残念ながら彼女の情報は見当たりませんでした。
しかし、チームメイトの廣畑敦也選手とのTikTokライブで、好きな女の子のタイプは「甘えてくれる子」「年下がタイプ」と語ってくれており、少し意外な一面?も垣間見えます。
また、千葉ロッテマリーンズ公式YouTubeチャンネルのPodcast番組「Marines Monday Radio #8」では、チームメイトの髙部瑛斗選手とのトークにおいて、小川選手の好きな草津温泉の話になるシーンがありました。
小川選手は、もし草津温泉に興味がある女性の方がいれば、旅館は露天風呂付きのいい部屋を用意しますと話しており、その際に髙部選手からのツッコミが入り、
髙部選手:「それ募集ですか?笑」
小川選手:「募集してます笑」
といったようなやりとりがありました。
冗談でのトークかもしれませんが、小川選手はもしかしたら彼女募集中かもしれません笑
ぜひ理想の女性と巡り合ってほしいと思います。私生活においても応援したくなる選手ですね!
まとめ
今回は小川選手のこれまでの成績、家族や彼女について調べてみました。
悲願のリーグ優勝を目指していくためには、今後の小川選手の活躍なくしては語れない存在にまで成長しています。
現在の活躍まで上り詰めていた背景には、お父様やお兄様といったご家族の存在が大きなものとなっていることに間違いありません。
小川選手の今後の活躍に目が離せませんね!引き続き応援していきましょう!
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