ロッテ・坂本光士郎のデッドボールが乱闘騒ぎに?!その理由とは?

ロッテの坂本光士郎選手が、対戦相手の打者にデッドボールを与えてしまったことにより、乱闘騒ぎに発展したことが話題となっています。

プロ野球の試合は真剣勝負であるが故に、投手からすれば、強打者に対して強気にインコースを攻めなければ打ち取れない場面もあり、結果としてデッドボールとなってしまうケースはよくあることです。

今回、坂本選手がデッドボールを与えてしまったことで、なぜ乱闘騒ぎにまで発展してしまったのでしょうか?

その理由についてまとめてみました。

目次

ロッテ・坂本光士郎のプロフィール

登録名/本名坂本 光士郎
ふりがなさかもと こうしろう
生年月日1994年9月9日
年齢29歳
身長179cm
体重75kg
出身地広島県
投打左投げ/左打ち
経歴如水館高-日本文理大-新日鐵住金広畑-東京ヤクルト(’19~’22途中)-千葉ロッテ(’22途中~)
参考:千葉ロッテマリーンズ公式ホームページ

ロッテ・坂本光士郎がデッドボールを与え乱闘騒ぎとなってしまった場面

ロッテ・坂本光士郎選手がデッドボールを与えてしまったことで乱闘騒ぎとなってしまったケースをまとめました。

福岡ソフトバンクホークス・近藤健介へのデッドボール

2024年8月6日のロッテ対ソフトバンクの試合で、坂本選手が左の強打者・近藤健介選手に投じた内角球が、手首を直撃するデッドボールとなってしまいました。

坂本選手は軽く謝罪のような仕草を見せたものの、一塁に向かう近藤選手と睨み合うような状況となり、場内が騒然となったようです。

写真引用元:スポニチ

スポニチの記事によると、野球中継の解説を務めていた有藤通世氏は「バッターは(投手の)視線で分かる」と、打者の近藤選手の怒りの感情を擁護するコメントを残しています。

ネット上では「近藤がガンを飛ばしているの初めてみた」「坂本も球当てて帽子取らないのは流石に擁護できない」と話題となっていたようです。

普段は温厚な近藤選手が怒るのは相当珍しいケースのようで、坂本投手の投球や態度がよっぽど許せなかったのでしょう。

オリックスバファローズ・森友哉へのデッドボール

近藤選手へデッドボールを与えた試合から間もなく、坂本選手は2024年8月12日のロッテ対オリックスの試合でもデッドボールを与えてしまいます。

オリックスの左の強打者・森友哉選手に対し、投手交代したばかりの坂本選手が投じた球が、森選手の右肩にデッドボールを与えてしまいます。

写真引用元:スポーツ報知

一塁に向かう森選手は、坂本選手の方向に怒りの視線を送り、両チームのベンチから首脳陣や選手がグラウンドに飛び出し場内騒然となり、一触即発の雰囲気に包まれます。

あわや乱闘騒ぎになりかねないムードに、吉井監督も森選手を制するような場面も見られ、なんとかその場は収まるものの、審判団より警告試合が宣言される事態になりました。

ロッテ・坂本光士郎のデッドボールが乱闘騒ぎに発展してしまった理由

坂本選手がデッドボールを与えてしまい、警告試合が宣言されるほどの乱闘騒ぎに発展してしまった理由は、坂本選手のデッドボール後の「態度」にあったようです。

スポニチの記事によると、坂本選手がデッドボールを与えてしまった件については、「サンデーモーニング」で落合博満氏や中畑清氏からも言及された模様です。

坂本選手から、近藤選手と森選手へデッドボールが与えてしまった後の態度に、落合氏は、

「本人は謝ったつもりなんでしょ、あれは。帽子のつばに手をやったってことはね。謝る意思が相手に伝わっていないだけ」と一定の理解を示したが、「でも、今の野球界ってのは確実に帽子を取って一礼するっていうのが当たり前になってきてるんで、帽子を取って謝らなかったっていうふうに見られたんだと思います」と私見を述べた。

引用:Sponichi Annex

中畑氏も、坂本の態度について次のようにコメントしています。

坂本の振る舞いについては、落合氏と同じく「悪くはないと思いますよ。一礼しているところはありますもんね、ちょっとでもね」と謝る意思は認めつつも「ただ、あの坂本はそれから(当てた打者の方に)向かっていきますよね。あの姿がね、ちょっとねイラ~っときますよね、バッターからすると」

引用:Sponichi Annex

いずれも坂本選手のデッドボール後の謝罪の意向は見えつつも、謝り方が相手選手に対し伝わらず、立ち振る舞いも決して良くなかったということが原因のようですね。

ロッテ・坂本光士郎のデッドボールをめぐりSNSでの誹謗中傷が止まない事態に

プロ野球選手を含め、アスリートへの誹謗中傷が問題視されている中、今回の坂本選手が与えてしまったデッドボールの件も、なんと誹謗中傷が止まない事態となっております。

AERAdot.の記事によると、デッドボールを与えた坂本選手の態度に対するものですが、一線を超えた誹謗中傷の書き込みで、人格否定にまで及ぶコメントが多く寄せられているようです。

ヤクルトで共にプレーし、坂本選手をよく知るかつてのチームメイトからは「普段は穏やかな性格だが、負けん気が強いタイプ。戦闘モードにスイッチが入ってしまって相手に弱みを見せたくないという部分があったかもしれない」と語られており、普段は心穏やかで優しい性格の持ち主なのでしょう。

パリ五輪でも問題視されているSNSでの誹謗中傷問題。時には追い詰められてしまい、自ら命を絶たれてしまうという最悪なケースもニュースとして取り上げられたこともあります。

誹謗中傷により、坂本選手が精神的に追い込まれないかとても心配になりますね。

ロッテ・坂本光士郎は左の強打者への強気な投球が持ち味

写真引用元:AERAdot.

坂本選手は、左の強打者への内角に速い球を投げることが生命線であり、左の強打者を抑えるために最も頼りにされる投手です。

AERAdot.の記事において、ヤクルト時代ではなかなか左打者の内角に速い球を投げ切ることができなかったが、ロッテにトレードで移籍してからは腹をくくり、腕を振って強気なピッチングができるようになったそうです。

その成果もあって、2023年シーズンは、自己最多の51試合に登板し、1勝0敗16ホールド、防御率3.21。対左打者は98打数19安打で打率.194と抑え込む活躍を見せることができました。

今後も貴重な左のセットアッパーとしての活躍の場が期待されることでしょう。

まとめ

今回は坂本選手が与えてしまったデッドボールが、乱闘騒ぎに発展してしまった理由について紹介しました。

デッドボールについては、投手対打者の真剣勝負の故に生まれてしまう結果ですが、相手にダメージを与えてしまったことに対しては、誠意を持って謝罪することが大事だと思います。

しかし、坂本選手としても、左の強打者を抑えるという役割を全うしようとする強気な気持ちが、今回のような態度に出てしまったのかもしれません。

今後も坂本選手に求められるのは、左のセットアッパーとして、近藤選手や森選手のような左の強打者を抑え込んでくれることですので、今回の騒動に動じず、役割を果たして欲しいと願っています。

誹謗中傷を受けて、内心傷ついていることもあるでしょう。

せっかくロッテに移籍してきてくれて、その上救世主として活躍してくれているのですから、ロッテファンとしては坂本選手の味方であり続けて欲しいですね。

これからも左打者に強気の投球を見せてもらえるよう、坂本選手を応援し続けましょう!

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この記事を書いた人

プロ野球千葉ロッテマリーンズファン歴20年のイッテツです。
ロッテを中心に、プロ野球選手やチーム等に関するお役立ち情報を記事にまとめています。
日々、ロッテの野球中継や速報を見て一喜一憂しており、生活の一部(My Life)となっています。どうぞよろしくお願いします!

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